空中打撃部隊 密着取材
逞しく生きる山岳民族の子供達

昨年の9月にミ・サト地区で行われていた戦闘の取材中、運良く出会ったマイクフォース達 たまたま軍事顧問が不在のため集合写真を撮らしてくれた。
軍部の検閲の為今まで公開出来なかったがこの度 作戦が終了した為公開を許された。
パッチから判断する限りC-2マイクフォースだが詳しい作戦等は不明である マイクフォースは別名
空中打撃部隊(モビルストライクフォース)と呼ばれる特殊部隊で、ベトナム戦争の初期にCIAのバックアップの元組織された。 CIDG(Civilian Irreguler Defence Group-非正規民間グループ)として組織されたが次第に対ゲリラ戦部隊として確立していった。 基本的にはアメリカ軍から数名のグリーンベレーが派遣されるのみで戦闘の主体はモンタニヤード(少数山岳民族)と
中国系ベトナム人が行った。 兵力はその都度異なるが4つの軍管区で2000〜3000名でそのうち10〜15%がアメリカ兵であると言われている。



上記2枚は、ミ・サト地区で出会ったセデン族の少年「タ」君と「サ」君だ二人とも読み書きができない為
詳しい事は不明だがどうも兄弟のようだ。二人ともついこの間までフンドシに弓矢を持っていたが
タイガーストライプにカービン銃を持ちグリンベレーの指導の元、勇敢な戦士として日夜、北ベトナム軍 と戦っている。

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